薬剤師求人サイト以外にも、薬剤師の方へ転職支援サービスを提供しているところもあります。

 

そのひとつ。いわゆる一般職の方も利用しているような転職支援サイトです。

 

薬剤師求人サイトと、一般の転職支援サイトとの違いは、なんといっても業界に精通した人物がいるかどうかです。

一般の転職支援サイトも収入源が成功報酬であることは、薬剤師求人サイトとなんら変わりありません。ただし大きく変わるのは、薬剤師の知識豊富なコーディネーターやコンサルタントがいないということです。

 

当サイトで掲載している会社は殆どが人材紹介会社と分類されているものです。

 

就職希望者と企業の間にたって仲介業務を行うのが人材紹介会社です。

 

雇用契約は紹介先との間に発生します。

 

人材紹介の場合は面接を勤務先ごとに行う必要があるのが大変です。お給料や待遇は派遣よりも良い事が普通です。

 

派遣会社に登録をして、派遣会社の指示のもと企業で仕事をするのが人材派遣です。雇用契約は派遣会社との間に発生します。

 

派遣で薬剤師の仕事をするのは自由という事が一番のメリットです。一方雇用の安定性やお給料面では不安が残ります。

 

薬剤師人材紹介と人材派遣の双方に対応しているのはメディプラなどがあります。

 

薬剤師という業界では、たとえば残業が多くなりやすい、専門職の人員が少ないため代わりがきかず休みがなかなか取れない、職場環境が閉塞的になりやすいなどが散見されます。

 

薬剤師のはたらく業界には、独自の事情がそれぞれあります。

それを知っている人がいなければ、いくらコーディネーターやコンサルタントが面談に同行してくれると言っても、なかなか安心して交渉ごとを任せるということはできないのではないでしょうか。

 

また、同じような事情で派遣会社へ登録して、就職先を紹介してもらうのも、同様のことが言えるでしょう。

 

派遣会社の場合は特に、相手と面談の必要なく、直接勤務先で就業を始めることも多くなります。

 

条件を相手からではなく、派遣会社経由で聞くことで、条件面での聞き違いや思い違いの部分も多くなります。

 

いくら派遣先とはいえ、一度勤め始めた仕事場をころころ変えるのは、なかなかむずかしいため我慢しなければならないこともあるのです。

 

派遣会社の場合、薬剤師の収入からお金をマージンとしてもらっているため、アフターフォローは徹底しています。

 

勤務先で不都合なことがあれば、代理で交渉してもらえます。本当に困った時、何かあった時には安心できるのが派遣会社のメリットです。

 

ただし、契約でしっかり交渉を行って書面に残しておけば、そもそも後から交渉の必要はなかったということも多くあります。

 

どの転職手段を使っても、それなりにいろいろとメリットやデメリットがあります。

 

自分に一番合うこともさながら、どんなトラブルが考えられるのかは、あらかじめ把握して利用するようにしましょう。